バッカスは酒の神?

moripapaがワイン展で買ってきたバッカス。
バッカスというと、ローマ神話ではお酒の神様だけど、ワインのぶどう品種は、ドイツの交配種だそうで。
綴りは「Bacchus」だけど、読み方はバフースとかバッフスというのもある……ドイツ語読みなのかなぁ。ドイツ留学経験のある息子に聞いてみなきゃ。
池田町・十勝ワインでは、バッカスと読ませてます。

品種としては、ジルヴァーナーとリースリングの交配品種をさらにミュラー・トゥルガウと交配したもの。いずれもドイツワインの主力品種で、このバフースもドイツやイギリスでは多く栽培されている品種のようです。
日本では、北海道での栽培がメイン。

今回の池田町・十勝ワインは、正式?には「池田町ブドウ・葡萄酒研究所」。町の財政危機を救うため、町役場の職員さんが作ったワイナリーだそうです。今でも、事業主体は「北海道池田町」地方公共団体のその他の公益事業として運営されています。

バッカスの日本ワインは、十勝ワイン以外にもいろいろと作られていて、グランポレール(サッポロ)、はこだてワイン、宝水ワイナリーなどから出ていますが、いずれも北海道のものです。
原料のブドウは余市産かな。 宝水ワイナリー は岩見沢ですけど、自社農園じゃなければ、余市かも?
「余市・バッカス」でWEB検索すると、いっぱい出てきます。
余市町は、ワイン用ブドウにおいて北海道一の収穫量だそうですから、いろんなぶどう品種も作ってるんだろうなぁ。ワイナリーも11あって、ワインツーリズムとかもやってるから、一度行ってみたいな。