カベルネの相関図

そもそも、「カベルネ」とか「ソーヴィニヨン」とか名前のつく品種が複数あって、たぶん、交配種なんだろうなと想像はしていたものの、結構、どれがどれだかわかんなくなっていたのだけれど、今回「日本におけるヨーロッパ品種」を調べていて、サントリーのワインスクエアの「ワインの基礎知識」のページに、ぶどう品種の詳しい説明が出ているのを見つけました。

カベルネ・ソーヴィニヨンがカベルネ・フランとソーヴィニヨン・ブランの交配種だとかは、なんとなく知ってはいたけれど、メルローとマルベックが片親が一緒の兄弟だとか、カベルネ・フランには、結構、いろんな子孫がいるとか、ちょっとおもしろかったので、今回、図にまとめちゃいました。

ヨーロッパ品種相関図

比較的、新しい時代の交配種であれば、研究者の発表データなどがあるのですが、ここにあるぶどう品種の由来は、近年、DNA解析でわかったそうです。

ピノ・ノワールはそれ自体でも人気のある品種ですが、遺伝子レベルで考えれば影響力大きいですね。

追記:この後、VIVCのデータベースに巡り合ったので、上記の系図のさらに詳しいものは、ホイニッシュとサヴァニャン2020年10月7日 あたりで説明しています。
元データが違うので、若干、違いがあるかも?